MEETS 新幹線

赤い新幹線E6系を追え!目次に戻る

赤い新幹線E6系を追え! 【Vol.01】日本初の赤い新幹線、E6系について調査せよ!

いいね!

mixiチェック

秋田新幹線「E3系こまち」の後継車両として注目される赤い新幹線E6系(通称:スーパーこまち)。その車両は一体どこでどのようにしてつくられ、運行エリアまでどのように運ばれて行くのか?話題のE6系について「新幹線なんでも調査隊」が調査します!

赤い新幹線E6系

次世代モデル コンパクトなボディにハイスペックを搭載!E6系はスピードも設備も次世代のミニ新幹線。

隊長

E6のパースとサイズ解説

調査を始める前にまずは2人にE6系の基本情報をレクチャーしておこう。現在、秋田新幹線は「E3系こまち」が運行しているけれど、最高時速300km/hを誇る「E5系はやぶさ」の登場により、連結走行する秋田新幹線にもE5系と同スピードで走行できる車両が必要に。そこで開発されたのが「E6系」なんだよ。

東北新幹線と在来線を改良した秋田新幹線を走る車両として、車体の長さは約20m(E5系は約25m)、幅は約3m(E5系は約3.4m)とコンパクトながら、ミニ新幹線としては最高時速となる300km/hを達成。さらにハイスピードでカーブを通過しても強い遠心力が車内に生じない車体傾斜装置や、車両の横揺れを防ぐフルアクティブサスペンションを全車両に搭載した、まさにハイスペックな次世代のミニ新幹線なんだ。

了解

今回このE6系が製造されている工場と、車両を搬送するという情報を入手した。ぜひ調査してきてくれたまえ。

E6系基本情報 秋田新幹線 E6系 運行区間:東京駅-秋田駅、運行開始日:2013年春、最高速度:300km/h、編成:7両、定員:グリーン車 22名/普通車 314名

見た事のない! 「構体作業」と「艤装作業」現場に潜入!そこには見た事のない新幹線の姿があった。

隊員たちが向かった先は、川崎重工業 車両カンパニー兵庫工場。甲子園球場5、6個分という広大な敷地に立ち並ぶ建屋は、車両製造の工程ごとにエリアが分かれています。その中で隊員たちが目を止めたのが、まだ塗装前の超レアなアルミ剥き出しのE6系。

E6系

そこは、構体(こうたい)といって、車両を六面体に見立てそのすべての面となるパーツを製造する作業エリア。こちらで働く作業員の方に、作業の詳しい内容と、モノづくりの苦労や魅力を伺いました。その様子は11月29日にアップしますのでお楽しみに!

男性隊員

まるで巨大なプラモデルのようだね。感激〜!

工場が広いから迷子にならないように気をつけなくちゃ。

女性隊員

また、配線や配管作業をはじめドアや窓、座席などを取り付ける「艤装(ぎそう)」工程は、山口県下松市の日立製作所の様子をレポートしますのでこちらもお楽しみに!

隊長

ちなみに新幹線ができるまでの流れは大きく、設計→構体製作→艤装作業→検査→出荷に分けられるよ。

大迫力! 完成した車両の搬送作業にも密着!E6系が宙を舞う、道路を走る、すべてが大迫力!!

完成した車両は一体どうやって運行エリアに運ぶのか?その謎を解き明かすべく、E6系の搬送作業にも密着。ここでも新幹線好きにはたまらない貴重な場面を次々と見ることができました。

E6系

完成した車両は、運河に面した工場の端に運ばれ、クレーンで「はしけ」と呼ばれる船にのせられます。「はしけ」で神戸港まで行き、そこで貨物船に車両をのせ替え、仙台港へ。

クレーンで車両を吊り上げ、工場から搬出される作業にも密着!簡単そうにやっているけれど、とても技術が必要とされる作業なんだって。

男性隊員

仙台港ではクレーンで車両を船から吊り上げ、車両を「やっこ」と呼ばれるトレーラーにのせます。

女性隊員

車両を船から降ろす「水切り」作業は、波で船が揺れるため、とっても難しい作業なんだって。

E6系

E6系

E6系

車の通りが少ない深夜の時間帯を待って、トレーラーで引いて新幹線総合車両センターまで陸送します。言葉にするとなんてことないようですが、実際のルートでは、さまざまな難所が…。そこをプロの判断と技量で的確に作業をこなし、ゴールを目指します。そして何よりその迫力がスゴイ!そのスゴさは、12月27日のレポートでお伝えします。

新幹線E6系コラム

E6系の赤は、秋田の風土に息づく色をイメージ!

日本初の赤い新幹線として注目されるE6系。その印象的なボディカラーは、朝焼けに真っ赤に染まる空の色、竿燈祭りの提灯の明かり、なまはげの面、名産のりんご、四季を彩る花の色など、秋田の風土で息づいてきた「赤」という色を現代の高速車両にふさわしい色味に仕上げたそうです。