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赤い新幹線E6系を追え! 【Vol.16】出発を控えたE6系の整備に密着デビュー直前、大注目の後半です!

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デビューまで秒読み段階に入ったE6系は、秋田車両センターで点検・整備を受けます。われわれ「新幹線なんでも調査隊」は特別に許可をいただき、その作業風景を密着取材。秋田新幹線新型車両E6系、出発前の最終ステージを全力レポートします。

変わらない安全性と進化した快適性。時速300キロの走りは、こうして守られる!

すべての新幹線は走行距離や時間(日数)に応じて、「仕業検査」「交番検査」「台車検査」「全般検査」と呼ばれる定期的な検査を受けて整備されます。いよいよデビューするE6系もこの基準に合わせて整備されることになっています。ここ秋田車両センターで行われるのは仕業検査と交番検査。デビュー直前のこの日、E6系が受けていたのは走行距離30,000㎞以内を目安に行われる交番検査でした。

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交番検査では、主回路やブレーキ、車軸、車輪をはじめとする車体の主要部分をくまなくチェック。安全性の確保はもちろん、乗車するお客さまに最高の乗り心地を提供できるよう快適性の面からも入念に整備されます。

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写真は「車軸探傷機(しゃじくたんしょうき)」と呼ばれる装置で、超音波によって車軸の状態を診断します。目視では確認が難しい小さなキズも、最先端のテクノロジーで正確に見つけ出すことができるのです。

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(男性隊員):わずかなキズもモニター画面で一目瞭然だね。

運転台では、ブレーキ、空調、ドア、無線などの試験や検査を実施。とくに安全性に関わるブレーキ試験は、 秋田~盛岡区間・盛岡~東京区間と分けて、 約1時間半もの時間をかけて入念に行われるそうです。

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(女性隊員):こうして見ると、E6系は超ハイテクマシンなのね。

写真は「車輪転削装置(しゃりんてんさくそうち)」。レールとの接触によって摩耗した車輪を削って最適な状態に戻すことで、E6系の安全な走行と快適な乗り心地を守ります。

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(男性隊員):車輪の状態は乗り心地に直結するそうだよ。

屋根に上ってパンタグラフの検査もします。架線からの集電は高速走行の要。台車部分と同じようにボルトの緩みのチェック。さらに架線との接触面になるすり板の摩耗具合、架線にきちんと接触しているかを確認する軸の押し上げ力の測定を行い、集電に最適な状態を保ちます。

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(男性隊員):屋根の上は作業する人が滑らないような加工になっているんだ。 (女性隊員):すり板の厚さは2㎜未満にならないように取り換えなくてはならないそうよ。分厚い鉄板もそんなに擦り減ってしまうのね。

車体はまぶしいほどピカピカに、車内は隅から隅まで清潔に!

E6系に乗車したら、どこにいちばん注目したらいいんでしょう?調査隊のそんな質問に、「ぜひ、乗り心地のすばらしさを楽しんでください!」と秋田車両センターの方は胸を張って答えてくださいました。快適な乗り心地を実現するために、E6系は技術面だけでなく、車体洗浄や車内清掃にも徹底的にこだわって整備されるそうです。車体はまぶしいほどピカピカに、車内は隅から隅まで清潔に、本番に向けて入念に磨き上げられます。

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※車体の洗浄は屋内で行うほか、屋外にある洗車機でも行われます。

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こだわりいっぱいの車内インテリアもE6系の見どころのひとつ。その魅力をお客さまに存分に楽しんでいただくために、秋田車両センターでは車内清掃も力を入れているそうです。

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(女性隊員):隅々まで本当にキレイ!

(女性隊員):あとはデビューの朝を待つだけね。 (男性隊員):ボクたちの任務も、もうすぐ完了だ。

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次回はいよいよ最終回!ついにデビューしたE6系一番列車の出発式の模様をたっぷりお伝えします。せひ、お楽しみに!!

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